「分業はちゃんとできてますよね?」と、お客さまに質問させていただくと、決まって「当たり前じゃないですか」、との答えが返ってきます。
作業の分担はすべての企業でやってます。
分担じゃなくて、分業なんです・・・。
分業できている会社は、社内の一部業務だけを必要に応じてアウトソースする事ができます。
分担しかできていない会社は、アウトソースしても、既存業務とアウトソースした業務がかみ合わず、かえって業務の非効率を招く場合があります。
分業できている会社は、従業員が退職して新しい従業員に代わっても、それによる業務の滞りがほとんどありません。
分担しかできていない会社は、従業員が退職すると、ほぼ確実に業務が滞ってしまいます。
分業できている会社は、作業を担当する従業員がその作業に慣れており、結果、業務プロセス全体を通して効率的に運用されています。
分担しかできていない会社に比べて、クライアントが商品を手にするまでの総コストが低いのです。
分業できている会社は、業務プロセスの中に、他社にはない道具や方法を有している場合があり、結果、業務プロセス自体が競争優位を持っている場合があります。
分担しかできていない会社は、業務プロセスの効率化に失敗しており、またそれを成功に導くにはどうしたらよいか、わからない(泣)。
しっかり「分業」しましょうね!